アールデザインラボにお客様からよく頂くリフォームに関してのご質問
CASE8 ガスコンロとIHクッキングヒーターの特徴を教えて下さい! (仙台市 40代の女性)
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加熱調理機器を、ガスコンロにするか、今はやりのIHクッキングヒーターにするか、迷っている方にガスコンロとIHクッキングヒーターの特徴をご紹介します。
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・ガスコンロ 大きな火力で鍋をガンガンに振り回し、本格的に料理したいなら、ガスでしょう。それに、底の丸い中華鍋も使えますし、どんな鍋やフライパンも使えます。
また、リフォーム時にガス管の大きな変更も必要ありません。電気の配線もほとんど手をつけないですむ場合が多いです。したがって、ガスコンロからガスコンロへのリフォームなら、そう金額が多くなる場合はないでしょう。
しかし、裸火を使うので、火事には要注意。そして、ガスの燃焼によるニオイや二酸化炭素の発生がありますので、キッチンの換気はちゃんとやらねばなりません。調理中は必ず換気扇を回しましょう。
・IHクッキングヒーター 今人気ですね~。一番の特徴は、裸火を使わないこと。そのため、ガス燃焼時のようなニオイもないし、二酸化炭素の発生もなし。
また、裸火を使わないため、キッチン室内の温度変化がほとんどなく、キッチン室内が暑くなるということがありません。
火力はどうなの? という声が聞こえてきそうですが、以外と言ったらいいのか、けっこうハイパワーです。揚げ物・炒め物、お任せください。
調理後のお手入れも、ヒーターの面がフラットなので、楽です。
いいことづくめのIHクッキングヒーターですが、ちょっと注意せねばならないことが・・・。それは、IHクッキンク゜ヒーターは磁力線で鍋自体を発熱させるため、土鍋・ガラス製のものは使えません。また、底が丸い中華鍋も使えません。
しかし最近では、金属鍋対応のIHクッキングヒーターや、IHクッキングヒーター用の土鍋もありますので、鍋のことでそれほど心配する必要はないでしょう。もちろん、それらの鍋を新しく買い揃えなければなりませんが・・・。
鍋よりも考えなければならないのが、電気の配線です。ほとんどの家の電気配線は、100Vを使用しています。しかし、IHクッキングヒーターは200Vの電圧を必要とします。そのため、リフォーム時に新しく200Vの配線工事が必要なのです。
実はこれがちょっと厄介なんです。お家によっては、契約している電気のアンペアの容量が足りない場合も出てくるのです。そうなると、大きい容量に契約し直さねばなりません。これに費用がかかります。
また、ギリギリの容量でムリして使うと、あっという間にブレーカーが落ちてしまいます。
キッチンリフォームでIHクッキングヒーターをご希望のあなた、ブレーカーのアンペア数をリフォーム業者か電気工事業者に確認してもらいましょう。
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